約2年前、私が人生に行き詰っていた時、「目に見えない世界が現実に関係している」ということを聞きました。
そして「なるべく私にもわかる程度の科学的な観点から書いてくれている本を読んでみたい!」と探している時に見つけたのがこちらの本です。
初めは、Amazonオーディブルの無料お試し中に聞いてみたところ、もっとじっくり読みたい!と思い、紙の本で買いました(^-^)

量子力学とは
量子力学とは、「目に見えない世界」について研究する最新科学。昨今、その内容が日々進化し、見えない世界のナゾが解明されてきています。
著者の村松さんは、この量子力学の特徴から着想を得て、実生活で活用され、ご自身や多くの人の人生を大きく変えていらっしゃいます。
難しい科学の知見を、「自分を活かすための本」として、わかりやすく書かれています。

理数科の苦手だった私にも、だいたい理解できました☆
理数科の苦手だった私なりに、簡単に説明します。
高校で習う理科の授業では、「原子の中には原子核があり、その周りを電子が回っている」というところまで習ったと思います。
さらに、それよりもっと小さな世界が「量子力学」の範疇で、電子より小さい物質を「素粒子」といいます。私たにの身体だけでなく、本も机も、「意識」「感情」も、すべての物質は、この「素粒子」が集まったものです。
私たちが「うれしい~」と思うと、「うれしい~」という素粒子が発されて、「ムカつく~」と思うと、「ムカつく~」という素粒子が飛び出て、広がっていくそうです。
この素粒子には、不思議なことに、「観測によって現象化する」という性質があります。
別の言葉で言い換えると、「意図すると現象化する」。
「思考は現実化する」というベストセラーの本でも書かれているように、
「意識(イメージ)していることが、現実に起こる」ということ。

私も、イライラしている時は、余計にイライラすることが起こるし、いい気分でいる時は、いいことがたくさん起こるって経験、たくさんしています。
人生を良くするには、どうしたらいいか?
この量子力学から見て、自分の人生をより良くするための方法とは、
自分を整えていく。
別の言い方をすると、
自分をねぎらう。自分を大事にする。思いを大事にする。
自分を大事にして、人も物も大事にする。すると他人からも大事にされる。
村松さんからの教えによって人生を変えてきた人は、これを実践したから変えられたそうです。
おかげで変換
「~のせいで」と他者を責めたり、「~だから」と自分を責めたりする人は多いです。

私もよくやってました。
この「~のせいで」を「~のおかげで」に変換すると、自分の発する素粒子の波動が上がります。
例えば、経営の神様と言われる松下幸之助さんは、「おかげで変換」の天才だったそうです。
①家が貧乏だったおかげで、物を大切にできた。
②学歴がなかったおかげで、人になんでも聞けた。
③病気がちだったおかげで、人に任せて、人が育った。

こういう考え方をすることで、人生がより良くなっていくんですね!
苦しい経験は、自分にとって必要な経験なんですね☆
怒りの波を発してしまったときの対処は?
怒りの波、イライラの波を自分が発してしまったら、同じ波長のものが返ってきます

私がイライラしてたら、夫や子供からもイライラが返ってきたことが何度もあります。
そんな時の対処法は、「ただ感じる」。
「あ、私、今起こってるよね」とまずは感じてあげること。
そして、「それほど怒ってたんだ。辛かったよね」などと、自分をねぎらってあげる。
すると、「怒りの周波数」に「ねぎらいの周波数」が合わさり、「ねぎらい側」に上がってくるそうです。
「好き」を大事にする
好きなことには、アンテナが立ちやすく、意図がハッキリします。
好きというのは、頭で考えることではなく、心で感じること。「お母さんに言われたから」とか「人気があるから」という他者の評価ではなく、「好きなものは好き」という自分の「内なる声」に従ったもの。
この好きを思い切り大事にすると、自分の真の周波数を発することができます。

自分の心の声を聞いて、それに従うと、自分の本来の力が発揮されるような感じですね!
まとめ
「意図したことが現実化する」という量子力学を踏まえると、人生で起こることも変わってきます。
そのために大事なポイントは「まず自分を大事にする」ということ。
具体的には、
・自分の経験に感謝すること。(おかげで変換)
・自分をねぎらうこと。
・「内なる声」を聞くこと。

私もこの2年間で、「まず自分を大事にする」ことを意識してきて、自分の人生がよくなっている実感をしています!
もっと具体的な量子力学と現実の世界の関係や、人生を変えた人たちの体験談が、こちらの本に書かれています。
Kindle Unlimitedなら0円で読めます☆
『現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則』とドンピシャに内容が通じている本はこちらです。
コメント