去年の12月31日から今年の1月2日まで、親族で静岡県熱海市へ温泉旅行へ行ってきました。
元々は、特にそこで初詣をする予定はなかったのですが、
何人かの方に、「熱海に行くなら来宮神社がオススメだよ」と紹介していただいたので、「何かのご縁かもしれない」と感じ、海岸で初詣を拝んだ後、一人で来宮神社まで歩いて初詣をしてまいりました。
来宮神社とは？
来宮神社（きのみやじんじゃ）は、古くから信仰を集める歴史ある神社であり、特にご神木の大楠（おおくす）や龍神信仰で有名です。毎年の初詣には多くの参拝客が訪れ、ご利益を求める人々で賑わうそうです。
歴史と概要
来宮神社は静岡県熱海市に鎮座し、創建は約1,300年以上前と伝えられています。主祭神は、日本武尊（やまとたけるのみこと）で、その他にも五十猛命（いそたけるのみこと）や大巳貴命（おおなむちのみこと）が祀られています。
この神社は「来宮」という名の通り、「木の宮（きのみや）」が語源とされ、古くから森林信仰や自然崇拝の対象とされてきました。特に境内にある樹齢2,000年以上の大楠（おおくす）は、強力なパワースポットとして有名です。
2. ご神木「大楠」の神秘的な力
樹齢2,000年以上の生命力
来宮神社の境内にある、日本屈指の巨大なご神木「大楠」は、幹周り約24メートル、樹齢2,000年以上とされ、日本で2番目に大きな楠といわれています。
このご神木には、以下のような特別な言い伝えがあります。
- 大楠の周りを一周すると寿命が1年延びる
- 願いを込めながら周ると願いが叶う
そのため、訪れる人々はゆっくりと心を込めてこの木の周りを歩き、健康や長寿、願望成就を祈ります。夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気がさらに神秘的な力を感じさせます。
3. 龍神信仰との関係
熱海と龍神のつながり
熱海は「熱い海」と書くように、古くから温泉の地として知られています。この温泉の湧き出る力は「龍神のエネルギー」と関連づけられることが多く、龍神信仰が根付いています。
来宮神社もまた、龍神の力が宿る神社とされ、特に「水」と「木」のエネルギーを持つ神社として信仰を集めています。
龍神のご利益
龍神は、水の神・繁栄の神・成功の神として知られ、以下のようなご利益があるとされます。
- 金運上昇（財運を呼び込む）
- 商売繁盛（事業の成功や発展）
- 縁結び・良縁（運命的な出会いを引き寄せる）
- 健康長寿（病気平癒、身体の強化）
- 厄除け・開運（悪運を祓い、良い流れを生む）
来宮神社の大楠は龍神のエネルギーが宿る場所とされ、その生命力にあやかることで「新たな運気を得る」と信じられています。
個人的に龍神様というのはよくわからず、特に信仰しているわけでもなかったのですが、最近「水」の神秘的な力に興味を持っているのと、知人が教えてくれたYouTube動画を見たら、今年の元旦、白龍様が来宮神社に来られているとおっしゃっていて、「千と千尋のハクと関係があるのかも！？」というミーハー的な考えで参拝してしまいました。
しかしちょうど「自然とのつながりをもっと大事にしたい」という気持ちを持っていたので、やはり何か導かれるものがあったのかもしれない、と思っています。
本殿とご神木を参拝
初日の出を拝んだ海岸から歩いて、私が来宮神社に着いたのは7：00頃。初詣客で混んでいるかもしれない、と思っていましたが、本殿を参拝する時も、ご神木を参拝する時も、ほどよい人数で、特に足を止めることなく、約20分で神社を後にしました。
ご神木の周りを１周する時に、願い事をしながら周ると叶う、とのことだったので、私なりの願い方をしながら1周してみました。
私なりの願い方というのは、「神様というのは、自分自身。自分の尊厳を他の者に明け渡してはいけない」と最近聞いていたので、それを踏まえて「未来永劫の弥栄を祝福します。今までの経験に感謝します。ここからは自分の権威を大切にしていきます。私に気づきにつながる経験を与えてください」というような言葉を、心の中で想う、というやり方です。
早速感じたご利益
その後、朝食が始まる、ちょうどピッタリの時間に旅館に戻ることができたことに、なにか運のようなものを個人的に感じました。
また、この２月までの間に、大きく気づいたことがありました。それは、「私は、自分の目の前の困難を乗り越えるために、知識を得ようと努力はしてきたけれど、それを現実に活かしていない。大事な局面で逃げている。」ということです。
それは、娘から最近よく投げかけられる「お母さんて、口先ばっかり！」という言葉と、今私がメンターとしてお話を興味深く伺っているサアラさんという方から頂いたヒントが重なった時に気づきました。
早速大きな気づきをいただけたのは、もしかしたら、この大楠や龍神様のエネルギーも関係しているのかもしれません。
そして今私は、「いくら知識を得ても、自分が目の前の課題に向き合い、乗り越えるために真剣に取り組み、成長しなければ、自分も納得できないし、周りの人も納得できない」ということを意識し、自分の課題に取り組もうと意識しているところです。
『宇宙と神様の真実』の感想も書いています。↓
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